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世界遺産・下鴨神社にてProceed8製「双葉葵御朱印立て」が採用されました

~ヒノキと海洋生分解性素材「リセビオ」を活用したサステナブルな御朱印立て~


このたび、Proceed8株式会社が製作を担当した「双葉葵御朱印立て」が、京都の世界遺産・下鴨神社(賀茂御祖神社)にて正式に採用されました。御朱印授与所での使用に際し、伝統と調和した外観と、環境への配慮を両立した特注什器として製作されたものです。


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採用先について:世界遺産・下鴨神社

京都市左京区に鎮座する下鴨神社は、ユネスコ世界文化遺産に登録されている日本最古級の神社のひとつです。豊かな自然とともに、人々の暮らしと信仰を長きにわたって支え続けてきました。

毎年5月には、京都三大祭のひとつである「葵祭」が盛大に執り行われ、全国から多くの参拝者が訪れます。この重要な季節に合わせて、御朱印授与所の設えとして新たに御朱印立てが導入されました。


製品の特長

今回納入した御朱印立ては、自然素材とサステナビリティをテーマに設計され、以下のような特徴を備えています。

  • ヒノキ製の台座

    清らかな香りと美しい木目が特長のヒノキ材を使用。神聖な空間にふさわしい、落ち着きある風合いに仕上げました。

  • 透明な御朱印カバーには海洋生分解性素材「リセビオ(RECEBIO)」を使用

    酢酸セルロースを主成分としたリセビオは、使用後は自然環境、特に海洋中で微生物により分解される環境配慮型素材です。透明性と強度を兼ね備え、御朱印帳の保護と視認性を実現しています。

  • 「双葉葵」の刻印

    下鴨神社の象徴である「双葉葵」の意匠を木台に刻印。格式と神社のアイデンティティを体現するディテールです。


素材「リセビオ(RECEBIO)」について

リセビオは、東宝化成工業株式会社が製造する酢酸セルロースを主成分とした海洋生分解性樹脂を使用した板材で、石油由来プラスチックに代わる素材として注目されています。

主な特長:

  • 海洋中でも分解される生分解性

  • 加工性と強度に優れ、様々な用途に対応可能

Proceed8株式会社では、リセビオをはじめとする各種環境配慮型素材の活用・製品化支援に取り組んでおり、今回の下鴨神社様との連携もその一環として、素材面および加工設計の両面からご協力をさせていただきました。


今後の展望

今後もProceed8株式会社は、持続可能な素材と伝統文化の融合を目指し、地域や文化施設への製品提案・開発を進めてまいります。


今回の下鴨神社様との連携は、環境配慮と精神性を兼ね備えた製品づくりの象徴的な取り組みとなりました。5月の「葵祭」という節目にあわせ、御朱印授与所の新たな形として貢献できたことを、心より光栄に存じます。


本件に関するご質問やご相談は、当社ウェブサイトよりお気軽にお問い合わせください。





 
 
 

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